HD9005(日立、1976年製)
(引用資料:ディジタルIC規格表'73)
日立の論理ダイオードアレイです。
HD9000シリーズに属します。
演算器に接続する入力装置の回路を簡易化するICです。
例えば、キーが15個で、出力が4Bitバイナリコードの入力装置を作るとします。
28本のダイオードがマトリックスに接続されている為、
単体のダイオードは1、2、4、8用の4本に抑えることができます。
エンコーダICが高価だった当時、かなり便利な存在だったのではないでしょうか。