SN74LS69N(TI、1982年製)
バイナリ(16進)非同期カウンタが2セット入っています。
内部回路の左側のカウンタ(第一カウンタ)と右側のカウンタ(第二カウンタ)では特性が異なります。
第一カウンタは2進カウンタと8進カウンタに分かれており、16進カウンタとして使うには、14Pinと15Pinを接続する必要があります。
また、2進カウンタの最大クロック周波数は50MHz、8進カウンタの最大クロック周波数は25MHzとなっております。
第ニカウンタは初めから16進カウンタとして使用することが出来ます。
最高クロック周波数は50MHzとなっております。
いずれのカウンタも、クロックがHからLに変化する時に出力が変化し、クリア端子をLにすると全ての出力がLにリセットされます。
74シリーズのICのなかでは、少々特殊なカウンタで、登場も1980年代と比較的新しいICです。