SN7441AN(TI、1968年製)
10進デコーダーです。
入力にはBCDコードを使用します。
出力部は高耐圧のオープンコレクタになっており、計数表示管を接続することができます。
基本的には各社0~9の入力(LLLL~HLLH)では同じような表示になりますが、
A~Fの入力(LHLH~HHHH)では表示管の動作が以下の3パターン存在します。
1.2つ以上の数字が表示される(SN7441AN等)
2.0~5が表示される
3.何も表示されない
2の表示方法は、ディジタル時計回路を構成する際、12進カウンタである7492との相性が良いです。
SN7441ANは1970年代初めに製造中止し、
改良品のSN74141Nの製造にシフトして短命に終わったICでもあります。
~表示例~